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朗読&トーク:サラ・ボーム「文化と自然を翻訳する」

Irelandアイルランド

日本語・英語同時通訳

3 日・祝 17:30 - 18:30
イタリア文化会館 アニェッリホール

作家およびビジュアル・アーティストとして活躍するサラ・ボームの処女長編『きみがぼくを見つける』(ポプラ社、2016年)は高い評価を受け、各国語に翻訳されました。翻訳者の質問に答えるという経験を通して翻訳という行為に興味を持った作家が、翻訳とは何か、文化や自然をどのように翻訳するのか、『きみがぼくを見つける』の日本語訳を手がけた加藤洋子と語り合います。作品からの朗読も予定しています。

サラ・ボーム Sara BAUME

1984年、アイルランド人の母とイギリス人の父のあいだに、イギリスのランカシャーに生まれる。幼いころに家族でアイルランドに移住。大学では美術を専攻。名門ダブリン大学に進み、クリエイティヴ・ライティングで修士号を取得。二八歳のときに書いた短編が、ジェイムズ・ジョイスゆかりのパブが主催する、デイビー・バーンズ・ショート・ストーリー・アワードを受賞し、処女長編である『きみがぼくを見つける』(原題:Spill Simmer Falter Wither)の出版に結びついた。読者投票により、同書はガーディアン・ファースト・ブック・アワードにノミネートされ、ジェフリー・フェイバー記念賞を受賞したことを機に広く翻訳される。2017年には2作目となるA Line Made by Walkingが、優れた実験小説に贈られるゴールドスミス賞の候補作にノミネート。アイルランドの南西海岸部在住で、作家およびビジュアルアーティストとして活動している。2018年にはロンドンで初の個展を開催。

聞き手

加藤洋子 Yoko KATO

文芸翻訳者。主な訳書に、ボーム『きみがぼくを見つける』(ポプラ社)、ミラー『白夜の爺スナイパー』『砂漠の空から冷凍チキン』、ケント『凍える墓』(集英社文庫)、クイン『戦場のアリス』(ハーパーブックス)など。

イタリア文化会館

千代田区九段南2-1-30
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