登壇者

ドミニク・バルべリス

小説家

photo:ドミニク・バルべリス

小説家、大学講師。幼少期をナントとブリュッセルで過ごし、高等師範学校とソルボンヌ大学で学ぶ。教師としてキャリアをスタートさせた後、保険会社勤務などを経てパリ第4大学のフランス語学科の教授に就任し、文体論や小説執筆ワークショップを担当。文学に情熱を燃やし、1996年にアルレア社から処女作『La Ville』を出版した後、ガリマール社に移籍。2007年のフェミナ賞最終候補作『Quelque chose à cacher』で 2008年ドゥ・マゴ賞を受賞。9作目の小説『L'année de l'éducation sentimentale』は、2018年ジャン=フルスティエ賞/フランス財団賞を受賞。2023年には、植民地時代のラブストーリーを描いた『Une façon d'aimer』でアカデミー・フランセーズ小説大賞を受賞。