エンマ・カーリンスドッテル
児童文学作家
© Stefan Tell
1985年、スウェーデン生まれ。「スウェーデンの庭」として知られる、絵のように美しいロンネビーで育つ。書籍や音楽業界でプロジェクト・マネージャーやコンサートのオーガナイザーを経て児童文学作家としてデビュー。2017年のデビュー作『おばあちゃんがヤバすぎる!』(静山社、2024年)は、溢れんばかりの好奇心と示唆に富み、子どもたちとその多様性を讃えた著作は児童文学界に大きな衝撃を与えた。2作目の『The Isle of a Thousand Stars(千の星の島)』は魔法と冒険、そして人生を前に進める方法を見つける物語である。現代版アストリッド・リンドグレーンともいうべきカーリンスドッテルの作家性は、すでに新しい世代の心の拠り所となっている。