日本語・英語同時通訳
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11:30 - 12:15
駐日欧州連合代表部
シューマン講堂
現代チェコ文学を代表するパヴェル・ブリッチが、北ボヘミアの町モスト(「橋」の意味)を舞台にした『私の失われた町』、『夜な夜な天使は舞い降りる』(東宣出版、2012年)について、翻訳者の阿部賢一とともにディスカッションを行ないます。
パヴェル・ブリッチ Pavel BRYCZ
1968年生まれ。作家、脚本家。プラハ芸術アカデミーの演劇学部(DAMU)を卒業。小説やエッセイのほか、児童書も手掛ける。1999年、チェコの優れた文学作品に贈られるイジー・オーテン賞を受賞し、2004年には史上最年少で国家文学賞の受賞者に選ばれた。『Daylight in Nightclub Inferno』(Catbird Press社、1997年)に作品の英訳が収録されている。2012年には『夜な夜な天使は舞い降りる (はじめて出逢う世界のおはなし)』(阿部賢一 訳、東宣出版)が邦訳出版された。
聞き手
阿部賢一 Kenichi ABE
1972年、東京生まれ。東京大学人文社会系研究科准教授。チェコを中心とする中東欧の文学・美術、シュルレアリスム、比較文学に関心を寄せている。著書に『複数形のプラハ』(人文書院)、『カレル・タイゲ ポエジーの探求者』(水声社)など、訳書にアイヴァス『もうひとつの街』(河出書房新社)、フラバル『剃髪式』(松籟社)、オウジェドニーク『エウロペアナ 20世紀史概説』(第一回日本翻訳大賞受賞)、セイヤー『プラハ、20世紀の首都 あるシュルレアリスム的な歴史』(以上、共訳、白水社)などがある。
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