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オープニングセレモニー/基調講演:レイン・ラウド、池澤夏樹

EUEU
Japan日本

日本語・英語同時通訳

23 木・祝 17:30 - 18:30
南麻布会場 駐日欧州連合代表部 シューマン講堂

第1回ヨーロッパ文芸フェスティバルの開催にあたり、主催者の挨拶に続いてレイン・ラウド、池澤夏樹の2人による基調講演、イベント登壇者の紹介を行う。セレモニー後、ヨーロッパのワインを飲みながらの交流会も予定。

【基調講演】

レイン・ラウド (Rein Raud)
1961年、エストニア・タリン生まれ。レニングラード大学日本語科卒。大学卒業後、ヘルシンキ大学で中世日本の古典を研究。フリーライターや文化省勤務をした後、詩人、歴史家、俳優など8人が作った私立大学に加わり25歳で日本学科教授となる。平安時代の詩歌にひかれ、1988年徒然草をエストニア語に翻訳、2週間で2万部を完売した。伊勢物語と和泉式部日記も手掛ける。ロシア語、フィンランド語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語などに堪能。’92年来日、東京芸術大学に留学。2006-11年、タリン大学学長、ヨーロッパ日本研究協会(EAJS)会長。2011年、旭日重光章(日本)授章。

池澤夏樹(いけざわ なつき)
1945年北海道帯広市に生まれる。小学校から後は東京育ち。以後多くの旅を重ね、3年をギリシャで、10年を沖縄で、5年をフランスで過ごして、今は札幌在住。1987年『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。その後の作品に『マシアス・ギリの失脚』『花を運ぶ妹』『静かな大地』『キップをなくして』『カデナ』『アトミック・ボックス』など。自然と人間の関係について明晰な思索を重ね、数々の作品を生む。『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』(2011年完成)と『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(2018年完成予定)を作る。

 

DAY123木・祝

南麻布会場駐日欧州連合代表部

港区南麻布4-6-28 ヨーロッパハウス

日比谷線「広尾駅」出口1より徒歩約10分