登壇者

リカルド・アドルフォ

作家

photo:リカルド・アドルフォ

1974年、当時ポルトガルの植民地だったアンゴラで生まれる。作家。ドラマや映画の脚本の執筆や絵本も発表するほか、広告界でも国際的に活躍。アンゴラの独立により幼少時にポルトガルに帰国。2003年に短編集『すべてのチョリソーは焼くためにある』でデビュー。初長編『ミゼー』はポルトガルでベストセラーとなる。『東京は地球より遠く』(2015年)では日本で働く外国人のサラリーマンの目から見たおかしな日本の日常を描いた。同書からは2019年刊の『ポルトガル短篇小説傑作選 よみがえるルーススの声』(現代企画室)に3篇が収録されている。2012年より東京に在住。