登壇者

関口 時正

東京外語大学名誉教授、翻訳者

photo:関口 時正

東京生まれ。東京大学卒。1974~76年ポーランド政府給費留学でクラクフへ。1991~2013年東京外国語大学教員としてポーランド文化を教える。現在同大名誉教授。共著に『白水社ポーランド語辞典[新装版]』(2023年)、著書に『ポーランドと他者』(みすず書房、2014年)、『完全にポーランド的ではないエッセイ』(原題:Universitas、2016年)、訳書にコハノフスキ『挽歌』(未知谷、2013年)、ミツキェーヴィチ『バラードとロマンス』(未知谷、2014年)、『祖霊祭 ヴィリニュス篇』(未知谷、2018年)、プルス『人形』(未知谷、2017年)、イヴァシュキェヴィッチ『尼僧ヨアンナ』(岩波文庫、1997年)、レム『主の変容病院・挑発』(国書刊行会、2017年)、共訳書に『ショパン全書簡  1816~1831年』(岩波書店、2012年)など。これまで2017年に読売文学賞、2019年にポーランドのフリデリク・ショパン協会賞、2021年にThe Polish Book Instituteより贈られるトランスアトランティック賞をはじめとする栄誉ある文学賞を数多く受賞。