日本語・英語(同時通訳あり)
文学を通して青少年に語るということ
この鼎談では、ヨーロッパの3ヵ国出身の作家やイラストレーターが集い、それぞれの作家が文学やイラストにより青少年に語り、青少年に向けて創作することで、どんな喜び、成功、チャレンジや困難に出会うかというテーマを探求する。
三辺 律子
翻訳家。白百合女子大学大学院修了。同大学、東京女子大学ほかで講師を務める。ラドヤード・キプリング作『ジャングル・ブック』(岩波少年文庫、2015年)、ベッキー・アルバータリ作『サイモンvs人類平等化計画』(岩波書店、2017年)、サラ・クロッサン作『タフィー』(岩波書店、2021年)を含む数々の海外文学作品の翻訳を手がける。『翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK』の編者で、共著に『はじめて読む!海外文学ブックガイド』がある。
チューケ・キッティ
子供のころからアートが大好きでした。ピアノを弾いたり、バレエをしたり、ずっと絵を描いていました。小学校では絵のサークルに参加していました。美術への興味は変わらず、高校と大学でも美術を専攻しました。今は学芸員としてハンガリーのモダンアートの美術館で働いています。また仕事の傍らイラストレータや絵本作家としても活動しています。自分の作品だけでなく、出版社や作家から依頼をうけてイラストの制作もしています。
ヤン・パウル・スクッテン
ヤン・パウル・スクッテン Jan Paul Schutten (1970 ) は、オランダで最も人気な児童ノンフィクション作家の 1 人。歴史、自然、科学に重点を置き、オランダ語圏で出版された優れた児童書に与えられる「金の石筆賞」を2度受賞。 2015 年から 2017 年まで、オランダ児童書大使を務め、読書と読み書き能力の促進におけるノンフィクションの重要性に焦点を当てる。彼の作品は20カ国語に翻訳されている。