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パネルディスカッション:詩と戦争
パネルディスカッションアイルランドとキプロスの詩人、そしてハンガリーとギリシャの詩や文学を専門とする日本の研究者が、詩と戦争について語り合う。
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ポーラ・ミーハン
1955年ダブリン生まれ、ダブリン在住。アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジ卒業後、アメリカのイースタン・ワシントン大学へ進学。数々の賞を受賞。アイルランド芸術家協会会員。
メフメット・ヤシン
詩人、作家。これまでに詩集10冊、小説が三作品、エッセイ集三冊を発表。キプロスの詩や文学における多言語文化を研究。その著書は、キプロス文学の伝統、そしてキプロスにおけるトルコ語作品とギリシャ語作品の伝統を再定義するうえで重要な役割を果たしている。作品はさまざまな文学賞を受賞しており、20以上の言語に翻訳され、ヨーロッパ各国で出版されている。
岡本 真理
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。大阪外国語大学助手を経て、現在大阪大学大学院人文学研究科教授。研究テーマはハンガリー語・ハンガリー文学。主な著書ː 『ハンガリー語』(大阪大学出版会、2013年)、『ヨーロッパ・ことばと文化―新たな視座から考える』(共著、大阪大学出版会、2013年)翻訳『ヴォブルン風オムレツーーコストラーニ・デジェー短篇集』(未知谷、2018年)、『エシュティ・コルネール―もう一人の私』(未知谷、2019年)など。
福田 耕佑
1990年愛媛県生まれ。京都大学文学西洋哲学史科で西洋哲学史を学び(主にスピノザ)、京都大学大学院現代文化学専攻(修士、博士)とテッサロニキ大学哲学部(客員研究員)で現代ギリシア文学史及び思想史を学ぶ(主にカザンザキスの思想と文学)。現在は京都大学文学部非常勤講師。ギリシア語での著述に「カザンザキスとギリシア性(ο Καζαντζάκης και η Ελληνικότητα),(« Νίκος Καζαντζάκης, Η απω-ανατολική ματιά » (Επιμέλεια Έλενα Αβραμίδου, Ένεκεν, 2019))があり、主な翻訳に『禁欲(Ασκητική)』(京緑社、2018)。