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ヨーロッパ文芸フェスティバル2021開会・プログラム紹介/対話:フランク・シェッツィング

オンライントークイベント・対話
EUEU
Germanyドイツ

英語、日本語/ドイツ語、日本語(同時通訳あり)」

17 19:45 - 21:30
オンライン配信

第5回目を迎えるヨーロッパ文芸フェスティバルの初日。開会の挨拶とプログラム紹介に続いて、ドイツのベストセラー作家フランク・シェッツィングのトークをお届けします。

第1部

ヨーロッパ文芸フェスティバル2021開幕の挨拶とプログラム紹介を行います。

第2部

ヨーロッパ文芸フェスティバル2021は「Future of Living」をテーマの一つに掲げています。ゲーテ・インスティトゥート東京は作家のフランク・シェッツィング氏を迎え、持続可能性とアクティビズムについてお話を伺います。聞き手はドイツ文学研究者の金志成氏です。

主催:ゲーテ・インスティトゥート東京

フランク・シェッツィング Frank Schätzing

1957年ケルン生まれ。1995年に歴史小説『黒のトイフェル(Tod und Teufel)』(日本語版:北川和代訳、ハヤカワ文庫、2009年)を刊行し、ノルトライン=ヴェストファーレン州、のちにドイツ全土でベストセラーとなる。『沈黙への三日間(Lautlos)』(日本語版:北川和代訳、ハヤカワ文庫、2011年)を含めた2冊の小説と短編集1冊を刊行した後、2004年には小説『深海のyrr(イール)(Der Schwarm)』(日本語版:北川和代訳、ハヤカワ文庫、2008年)を刊行。本作は450万部を売り上げ、27言語に翻訳された。2009年の『LIMIT(リミット)』(日本語版:北川和代訳、ハヤカワ文庫、2010年)や2014年の『緊急速報(Breaking News)』(日本語版:北川和代・田中順子・岡本朋子訳、ハヤカワ文庫、2015年)も世界的ベストセラーとなる。2018年には現時点で最新となるスリラー小説『Die Tyrannei des Schmetterlings(蝶の圧政)』を刊行。2006年には、進化論についてのノンフィクション『知られざる宇宙 ――海の中のタイムトラベル(Nachrichten aus einem unbekannten Universum)』(日本語版:鹿沼博史訳、大月書店、2007年)がBild der Wissenschaft誌によって最優秀学術書に選ばれるなど、ノンフィクション作家としても定評を得ている。『Was, wenn wir einfach die Welt retten? (何はともあれ、世界を救うことにしませんか?)』は、作家にとって2冊目のノンフィクション作品。ケルン在住。

聞き手

金 志成(キム チソン) Jisung Kim

1987年大阪生まれ。東京都立大学人文社会学部准教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書『対話性の境界――ウーヴェ・ヨーンゾンの詩学』(法政大学出版局、2020年)など、ドイツ現代文学に関する刊行物多数。2018年にトーマス・メレ『背後の世界』(河出書房新社)を翻訳、2020年にルッツ・ザイラー『クルーゾー』の翻訳企画により「かけはし文学賞」を受賞。