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英語(ライブ配信のみ:日本語への同時通訳あり)
21
日
20:00 - 21:15
オンライン配信
『戦争とテレピン油』(2020年、松籟社刊)は作者ステファン・ヘルトマンス自身の祖父のノートをベースとし、第一次世界大戦で英雄となった慎み深いフランダ-スの兵士の人生と時代に纏わる物語であると同時に、偉大な画家になりたいと願う若者の物語だ。情熱と希望、恐怖と崇高の間のバランスについての物語。更には壮大な歴史:近代史上初の悲惨な戦場となったフランダースフィールドの悲劇を反映する私的物語だ。
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@Nick Hannes
ステファン・ヘルトマンス Stefan Hertmans
国際的に評価されているベルギー・フランダースの作家。20年以上にわたり、ゲントの王立芸術アカデミーの教授であり、そこで小説、詩、エッセイ、戯曲を執筆。長編『戦争とテレピン油』は権威あるAKO文学賞を獲得。2020年には日本語訳も松籟社から刊行された。